溶連菌感染症(猩紅熱)
溶連菌感染症(猩紅熱)
溶連菌感染症(猩紅熱)についてまとめてみました
うちの子は、溶連菌感染症にかかり
教科書に載せたいくらい見事なイチゴ舌だね!と言われていました・・・
確かに、舌にポツポツがいっぱい出来ていていました
溶連菌感染症とは
・ほぼ1年と通じてみられ 学校伝染病の一つといわれています
溶連菌A群β溶連菌によって起こります
・会話や咳などの飛沫感染します
・兄弟がいる場合は1人が感染すると同じように感染する可能性が高いです。
潜伏期間中に抗生物質を飲ませることで発病を防ぐことができます
・十分に治療しておかなければいけない病気です
猩紅熱は法定伝染病の1つです
保健所に届出が必要になり伝染病院に入院となるため、溶連菌感染症の病名を使うことが多いです
潜伏期間
・2〜5日
症状
・最初のどの痛み(のどが真っ赤になります)と高熱(38〜39℃)が出ます
・腹痛・吐き気・頭痛などもあります
・小さな赤い発疹が出ます
・首・胸や手足首などから全身に広がり かゆみを伴います
・口の周りだけ発疹が出ません(口囲蒼白)治療を始めると2〜3日で
症状は軽減します
・3〜4日するとイチゴ舌と言われる舌が赤く白いブツブツが目立つ舌になります
・2週間くらいした頃に手や指の皮がむけてくることがあります
治療
・のどの細菌を培養検査をしたり血液検査が行われたりする場合があります
・抗生物質が処方されます
・症状が消えたからといって薬をやめたりしないようにしてください
10日〜2週間程度治療を続けます
・安静にしましょう
・消化の良いものを与え食後うがいをさせましょう
注意したい合併症
・回復後2〜4週間頃に抗生物質によるアレルギー反応の合併症が起こることがあります
(確率的には3%未満ですがリウマチ熱や急性腎炎・アレルギー性紫斑病など)
・発病・全身怠惰・関節痛・腹痛・顔のむくみ・動悸・息切れ・紫斑などに注意して
ください