食物アレルギー

食物アレルギー

食物アレルギー

 

食物アレルギーとは、赤ちゃんが、ある特定の物を食べることで
じんましんや下痢、嘔吐などのアレルギー症状を起こす病気です

 

気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎・鼻炎などを起こす場合もあります

 

 

症状

・ 食物アレルギーの症状として、皮膚に出る症状は、ある食物を食べて数分から数時間
  でじんましんや湿疹がでます。そのためアレルゲンの特定はしやすいですが、まれに
  生命にかかわるショック状態になる場合もありますので、注意してください

 

・ 胃腸の症状は、下痢や嘔吐が多く、ひどい時は血便が出たりします

 

 

 

原因

・ 食物アレルギーの原因として 赤ちゃんなどは消化機能がまだ未熟なため 消化の
  不十分な物も吸収してしまったり 腸粘膜を守っている免疫が少ないので食物アレル
  ギーになりやすいです。そのため食物アレルギーは、1才以下の赤ちゃんに多く見られ
  ます

 

・ アレルゲンになりやすい食物は、卵・牛乳・大豆の3つが多く、サバ・鶏肉・小麦・
  そば・ピーナツなどがあります

 

 

 

アレルゲンの特定方法

・ 食物アレルギーのアレルゲンの特定方法として、除去試験、誘発試験が必要になりま
  す

 

・ 食事日記をつけることでアレルゲンかな?と思われる食物が推定できます
  食べさせた品目と量、アレルギーの症状などを記しておきます

 

・ 疑わしいものがあれば医師の指導の下、その食物を2〜3週間食べないで様子をみま
  す (除去試験)アレルギーが出ないようであればその後、疑わしいとされる食物を
  再び与えることで症状がでるか観察します (誘発試験)
  それで出るようならアレルゲンと特定されます

 

・ 病院などで行われる皮膚試験や、血液検査などがありますが、食物アレルギーの対し
  ては有効とはいえません