子供の病気 熱性けいれん
子供の病気 熱性けいれん
熱性けいれんについて
熱性けいれんとは、高熱(38℃以上)が出た時にけいれんを起こし意識を失います
または、子供がけいれんを起こした後(30分位後)に熱が上がったりします
5才以下の3〜4%の子供にみられ、そのうちの約1/3は何度か繰り返すとも言われています
私の子供も、一度この病気にかかりました。大丈夫でしたが、本当に怖かったです
症状
・ 熱性けいれんの症状として多くは、自分の意思とは関係なく両手足をピンと硬くつっぱり
筋肉が収縮する事で両手足をガクガクさせます
・ この時白目をむき、唇が紫色になったりする事もあります
・ 発作自体は、良性の場合2〜3分位(長くても10分位)で治まり
そのまま寝てしまったりします
原因
・ 熱性けいれんの原因として、親や兄弟などの遺伝的なものが関係していると
言われています
・ 小さいうちは脳が未発達な為、熱が出たなどちょっとしたことで脳細胞が刺激され
けいれんがおこります
発症したときの対処法
・ 熱性けいれんを発症した時の対処法として、けいれん強さやけいれんの
場所などをみます
・ ひきつけの時間を測り、着ているものを緩めてあげてください
治療
・ 熱性けいれんの治療方法として、熱性けいれんには2種類あり、単純な熱性けいれんと
複雑型熱性けいれんとがあります
・ 単純な熱性けいれんであれば、発作自体が死にいたることはありません
特に治療の必要もないのですが、念のため落ち着いてから受診するようにしましょう
・ 何度も繰り返したりする場合は、熱が出た時に解熱剤と抗けいれん剤を使用すること
で、てんかん予防をします
・ 複雑性熱性けいれんにおいては、けいれんが10分以上続いたり
けいれんに左右差や一部だけ起こったり1日に何度も繰り返すようですと、
てんかんを発症する可能性がありますので、出来るだけ早く受診してください